江部建築設計事務所の設立以来、住宅・事務所・マンション・店舗など多岐にわたり設計を手掛けてきましたが、近年(おおよそ10年以上)は木造の集合住宅や貸家といった投資物件を手掛けることが多くなりました。さらに東京都の設計事務所にてRC造の集合住宅や店舗兼集合住宅、S造の物流倉庫を手掛けた経験を持つ江部圭紀も事務所に加わり、現在は賃貸集合住宅の設計に注力しております。 今年度は自社オーナーとしての賃貸物件を経営することを始め、私たちはよりオーナーの目線に立ち、これまでの数多くの経験から賃貸としての事業性確保を最優先に考え、待ち受ける設計課題を高い次元で解決することを目指します。
投資物件(集合住宅など)の仕事の流れ
01 企画業務・事業計画
打ち合わせ:土地情報、用途、ターゲット、要望をお知らせください。
法規制確認:用地に適用される建築基準法や地域の条例を確認します。
ボリューム検討:敷地に計画可能な建物規模を計画します。集合住宅の場合は建物規模・住戸数・住戸面積・住戸の配置・駐車台数がわかるボリュームチェック図を作成します。こちらにて事業収支の計画を立てることができます。
資料作成:融資相談に必要となる資料を作成します。(間取り図等)
02 設計業務
基本設計:事業計画が決定次第、基本設計図を作成します。こちらの図面にて施工業者に概算見積の依頼をすることが可能です。
確認・調整:フィードバックを受け図面の調整を行います。管理会社がお決まりでしたら意見を伺うことも可能です。
実施設計:基本設計で決定した内容をもとに、工事費の見積や建物をつくるために必要となる詳細な図面を作成します。(建物規模・構造により、構造設計図・設備設計図を作成します。)
施工業者決定:実施設計図をもとに工事費の見積依頼を行います。工事金額・工程・内容の確認ができましたら建築主と施工会社にて契約にいたります。
確認申請等の手続き:関係官庁や審査機関との協議を経て、確認申請など必要な法的許可を取得します。
03 工事監理
現場確認:施工中の現場を適宜確認し、設計通りに進んでいるか確認します。
確認・連絡:施工図の検討確認、施工業者からの質疑応答、必要に応じた指示を行います。
各種検査:関係機関の検査の立ち合いを行います。
04 竣工・引渡
工事や関係機関が実施する検査の完了後、お客様に建物の最終確認を行っていただき、「引き渡し」となります。引渡の際に、施工業者から使用方法やメンテナンス等について説明をしていただき、今後の対応を確認します。
上記は弊社の基本的な仕事の流れを記載しておりますが、協議により業務内容を調整することは可能ですので必要に応じてご相談ください。
企画業務は設計・監理業務の一環としてお引き受けします。弊社との契約は事業計画が確定した後になりますが、契約に至らない場合は別途企画費用を頂戴しております。費用については計画内容により異なりますので別途お問い合わせください。